
広報がどういう手順を踏めば新聞記事になるのでしょう?
方法はいくつかあります。
○公の資料(ニュースリリース)を作って一定の日時に一斉に公開する。
○記者にニュースネタを提供する。
○記者から取材依頼があったときに対応する。 など
今日は最初の方法についてご説明します。
当社は国土交通省の管轄です。
この国土交通省の中には2つのメディア対応の場所があり、
ひとつは「国土交通省記者会」、もうひとつを「建設専門紙記者会」といいます。
総じて「記者クラブ」と呼んでいます。
「国土交通省記者会」には、一般紙をはじめ、地方紙、通信社、テレビなどが40社ほど、「建設専門紙記者会」には30社ほどが加盟しています。
これらのクラブは、加盟マスコミ各社に対して、同じ情報を同じ時刻に一斉に配信することで、情報公開の公平性を保つことを目的としています。
企業の広報にとっては、取り上げて欲しい情報を一度にお知らせできるというメリットがある一方、常に単独で大きなニュースを欲している記者たちにとっては、他社も知っているという観点から面白味がなく、記事の扱いが小さくなることもあります。
(もっとも○○の偽装、などという悪しき内容に関しては大きく取り上げていますが・・・)
発表方法も、記者会見、資料配布、レクチャー、懇談会などがあり、ニュースの内容によって手段を考えなくてはなりません。一番利用するのが資料配布で、各社の名前が書かれているBOXに一部ずつ資料を入れていきます。
ルールとしては、発表日の24~48時間前に発表内容を申し込みます。その時点で情報の「しばり」がかかるため、例えば先に情報を手にしていた記者さんは、以降本件を公にできなくなります。企業がこのようなルールを破ってしまうと、最悪の場合クラブへの出入り禁止になってしまうことも。
クラブには会見室も用意されています。ニュース番組でご覧になっている方もいらっしゃると思いますが、濃紺の幕がかかっているあの部屋です。
こうしたちょっと特殊な空間から、日本中に情報が発信されているのです。広報が日ごろ最もお世話になっている処。
来週にはこちらで中間決算のレクチャーを行う予定です。

1 件のコメント:
へぇ・・・
勉強になります。
いろいろ聞きたいです。
表(おもて)の話
そして それを踏まえた上での
裏(ウラ)の話。
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